フランス語とアコーディオン

映画(ネタばれあり)

今回見たのは、これ

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クロード・ルルーシュ監督の作品
「恋人達のメロディー」
原題は
「Smic Smac Smoc」

Smic(スミック)とはフランス語で
最低労働賃金のことなので『???』
と思ったタイトルでしたが、
見てみて納得。
ここに出てくる仲良し三人組が
造船所で働く労働者だったのです。

カフェで新聞を見ながら、
「おい、今度smicが3%上がるってよ!」
「じゃあ、物価は5%上昇だな。」
と言ってる彼らは、smicardスミッカー
すなわちスミック受給者。

そして彼らのあだ名は
スミックとスマックと、スモック。
かなり自虐的なあだ名です・・・。

どこかのホームページには
「「男と女」の名コンビ、ルルーシュとレイが華麗に綴る
“恋人たちの賛歌”--太陽のサントロペにあのメロディーが
さわやかな恋がゆきかう!」

と、ありましたが、
私には華麗にもさわやかにも映りませんでした。

貧乏な生活、男三人の共同生活に
うんざりしている彼らのうち、
一番若い男性が結婚することになり、
残った2人は、スーツを新調し
(かなり値切り倒して・・・・)
市役所の結婚式に参加。
その後、路上でアコーディオンを演奏していた
ガッツリ稼いでいる盲目のミュージシャンを雇って、
ピクニックに出かけるんです。
そこでアコーディオンを弾かせて
ピクニックを楽しんでるシーンは
とても好きでした。
そしてその後、高級車を盗んで
南仏屈指の高級リゾート地、サントロペに繰り出すのです。

結婚祝いだと言って、高級レストランに入り、
みんなメニューとにらめっこ。
盲目のミュージシャンにもメニューを見せて
「お前は何にする?」
と聞いているのはおかしかったですが、
みんなやけっぱちになって
シャンパンやらオマールやらを注文。
そして、支払いの段になって
お勘定を見て、「ブーッ!」と吹き笑い。
「おい、俺の一ヶ月分の給料だぜ、こりゃ!!」

そして、ミュージシャンの稼ぎを
全部支払いに使っちゃうんです。
小銭をじゃらじゃらーって!
そして一文無しの彼らは砂浜で
一夜を明かすんです。

さわやかな恋愛讃歌の映画とは思いませんでしたが
私は個人的にはこの映画が好きでした。
ストーリー云々よりも
その時代の空気が感じられる映画でした。

そして、盲目のアコーディオン奏者は
この映画の音楽を手がける
フランシス・レイ、本人なんです。
えーこんな人だったんだ〜〜〜
ってちょっと意外でした。
アコーディオン好きには
彼が演奏している姿を拝めるだけでも
一見の価値はあるかもしれませんね!!

この映画を紹介して下さった
Sさん、ありがとうございます!
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by clopinclopant | 2012-02-28 10:09 | 日々

山本明日香       クロパン・クロポンという3人組でアコーディオン弾いてます。フランス語教えてます。時々事務員。二児の母。
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